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ニーチェ 外なき内を生きる思想

梅田孝太/著

4070円
ポイント 1% (40p)
発売日 2021年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2601325
JAN/ISBN 9784588151170
メディア 本/雑誌
販売法政大学出版
ページ数 5

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

苦しみに満ちた「この生」に、救いを与えてくれるような外部はない。すべてがむなしく過ぎ去ってゆく仮象のごとき世界を、人はどのように肯定できるのか?ニーチェの生きた哲学的問いを、「夢」「自由」「意志」の主題に即して語り直し、ニヒリズムの克服を可能にする治療(セラピー)としての哲学の力を探る。実存の意味をめぐる、健康な哲学的思考にいざなう書。

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    収録内容

    1 序論 「外なき内」とは何か
    2 第1部 夢の哲学者ニーチェ―初期著作における生成の問題(哲学者ニーチェの出発点
    3 夢のなかでいかにして夢だと気づくか―『悲劇の誕生』における仮象の哲学
    4 歴史に内在する生―「生に対する歴史の利害」における地平の問題)
    5 第2部 外なき内における自由―中期著作における必然性の問題(外なき内に自由はあるか―『人間的、あまりに人間的』と『曙光』における必然性の問題
    6 外なき内の世界の自然化―中期著作におけるニーチェの道徳批判
    7 セラピーとしての哲学―外なき内としての生の治療)
    8 第3部 ニーチェの意志の心理学―後期著作におけるニヒリズムの問題(なぜ世界は外なき内になったのか―ニヒリズムの成立をめぐって
    9 ニーチェによる意志の心理学―『善悪の彼岸』における霊魂論をめぐって
    10 意思と解釈としての世界―ニーチェによる「この生」の肯定)
    11 結論
    12 附論1 ニーチェによる価値転換の思想
    13 附論2 デリダの死刑論とニーチェ―罪と罰の脱構築に向けて

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