本/雑誌
人新世を問う 環境、人文、アジアの視点 (環境人間学と地域)
寺田匡宏/編著 ダニエル・ナイルズ/編著
6270円
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発売日 | 2021年03月発売 |
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商品説明
人新世=人類が環境を支配する時代が、我々に突きつける地球の限界。新たなメタファーとアジアの自然観から地球と人類の関係を見つめ直す。
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収録内容
1 | 人新世(アンソロポシーン)をどう考えるか―環境をめぐる超長期的時間概念の出現とグローバルな地球システム科学ネットワークの展開 |
2 | 第1部 人新世(アンソロポシーン)による地球と地域の塑型―レジーム/ガバナンス(人新世における複数発展径路―モンスーン・アジアの資源と生存基盤をめぐって |
3 | デジタル・コントロールと地球のエコシステム―東アジア発・人新世的ガバナンスは可能か |
4 | 人新世と物質的解釈学―タイ大洪水に組み込まれた政治) |
5 | 第2部 人新世における感性/経験(炭焼きの森―エコロジー、美学、人新世 |
6 | まずは火山を愛すること―日本における地質学的親近感の形成 |
7 | 「地」性の復権―日本における自然農法の哲学と実践) |
8 | 第3部 歴史言説としての人新世(炭素の森と紛争の河―南アジアの歴史叙述から見た人新世 |
9 | 人新世と「フォース(力)」―歴史における自然、人為、「なる」の原理とその相克) |
10 | 第4部 知識システムへの問いとしての人新世(科学のグローバル・ヒストリーから見る人新世 |
11 | 知の共通基盤に向かって―「人新世カリキュラム」という実験) |