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商品説明
世界は約百年前のスペイン風邪以来の大きな感染症危機にみまわれている。欧州の国々はEUという統合体を作ったために、加盟国とEUの双方向からの対処がなされている。本書はEU本体との豊富な外交実務経験も有する編著者、欧州現地での研究・駐在歴を持つ第一級の執筆陣が新型コロナ危機への欧州の取り組みをわかりやすく立体的に描いている。
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収録内容
| 1 | 第1部 EUレベルでの動き(コロナ禍と初動期のEU国境管理―EU市民権と連帯の行方に焦点を当てて |
| 2 | 新型コロナ危機の欧州経済への影響とEU経済政策 |
| 3 | 新型コロナ危機とEU統合―試練による統合強化の展開) |
| 4 | 第2部 EU加盟国と英国による対処(イタリア:状況認識後の対応に注目 |
| 5 | ドイツ:EUにおける役割の重要性 |
| 6 | フランス:試練のマクロン体制とEU連帯の追求 |
| 7 | スウェーデン:独自路線とEU協調との狭間で |
| 8 | ベルギー:連邦制の下での独自の対応 |
| 9 | ハンガリー:我々は今,民主主義と戦争の間にいる |
| 10 | ポーランド:新型コロナ対策から見えるポーランド政治の特徴 |
| 11 | バルト3国:EUの「傘」とロシアの脅威による地域協力の変容 |
| 12 | 英国:変化を加速させた新型コロナ危機) |
| 13 | 第3部 国際秩序の変動と欧州統合の展望(新型コロナと欧州統合の将来 |
| 14 | コロナ後の国際秩序とEU) |
