本/雑誌
ネオリベラリズム都市と社会格差
城所哲夫/編著 瀬田史彦/編著
3960円
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発売日 | 2021年03月発売 |
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商品説明
世界の巨大都市で進行する人と富の一極集中は、国土レベルにおける都市/地方間格差に加え、多様な人々が集まる都市内の次元においても深刻な社会格差を生み出した。パンデミックによって都市のあり方が急激に再編される今日、都市/地方間および都市内の格差拡大の是正は喫緊の課題であると言えよう。本書は、国内・外の豊富な政策事例を緻密に分析することで、新自由主義的な都市政策の限界性を提示し、貧困層やマイノリティの排除から転換して、インクルーシブな国土・都市の実現を目指す挑戦的研究の書である。
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収録内容
1 | 第1部 理論篇(ネオリベラリズム都市の誕生―東京への一極集中と都市の分断 |
2 | 現代の国土政策とネオリベラリズム |
3 | 日本における社会格差と住宅政策の歴史的展開 ほか) |
4 | 第2部 事例篇(ネオリベラリズム的地域政策からインクルーシブな地域政策へ―地域間格差と共存する時代の地域振興 |
5 | 大都市インナーシティの再生:大阪市西成区に着目して |
6 | 移民大国になりつつある日本の多文化共生への道筋 ほか) |
7 | 第3部 海外事例篇(欧州における都市の社会的・空間的不均衡と都市政策 |
8 | 米国のブラウンフィールド再生は何を目指すのか |
9 | 韓国:開発主義に基づいたネオリベラリズム空間政策と社会格差 ほか) |