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氏名の誕生 江戸時代の名前はなぜ消えたのか (ちくま新書)

尾脇秀和/著

1034円
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発売日 2021年04月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2604514
JAN/ISBN 9784480073761
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 313

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

私たちが使う「氏名」の形は昔からの伝統だと思われがちだが、約一五〇年前、明治新政府によって創出されたものだ。その背景には幕府と朝廷との人名をめぐる認識の齟齬があった。江戸時代、人名には身分を表示する役割があったが、王政復古を機に予期せぬ形で大混乱の末に破綻。さらに新政府による場当たり的対応の果てに「氏名」が生まれ、それは国民管理のための道具へと変貌していく。気鋭の歴史研究者が、「氏名」誕生の歴史から、近世・近代移行期の実像を活写する。

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    収録内容

    1 第一章 「名前」の一般常識
    2 第二章 「名前」にあらざる「姓名」
    3 第三章 古代を夢みる常識
    4 第四章 揺らぐ常識
    5 第五章 王政復古のはじまり
    6 第六章 名を正した結末
    7 第七章 「氏名」と国民管理

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