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商品説明
宗教の持つ本源的な暴力性を問う。タミル分離独立をめぐる内戦、ムスリムとの対立、そして2019年の同時多発テロは、仏教聖地スリランカを根底から揺るがせた。本書は、植民地支配下に独自の改革仏教を創始したダルマパーラの思想を根源から問い直し、そこに潜む暴力性について人類学的、系譜学的に明らかにした労作である。
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収録内容
1 | 序論 仏教ナショナリズムの系譜学 |
2 | 第1部 アナガーリカ・ダルマパーラの流転の生涯(在俗の出家者 |
3 | 約束の地セイロン |
4 | 仏法の戦士 |
5 | 東と東のすれ違い |
6 | 文化ナショナリズム) |
7 | 第2部 シンハラ・アーリヤ神話の遺産(仏教の新展開 |
8 | マイノリティ戦略 |
9 | テロリズムの横行) |
10 | 結論 宗教の暴力性 |