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商品説明
マスク着用の標準化は、すでに受け入れざるを得ない社会の現実だ。しかし、誰もが顔の半分以上を蔽い隠すという習慣は、動物間の認知とコミュニケーション、さらにはヒトの性にかかわる意識をも、大きく変えてしまうかもしれない。コロナ禍の象徴・マスクは人類史上、パンツにも匹敵する行動変容をもたらすのか。霊長類学と人類学、社会学や文学など多様な視点から考える、ポスト・コロナ文化論の試み。
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収録内容
1 | 1 マスクをするサル―ポスト・コロナの新しい感性 |
2 | 2 マスクと女らしさ―陰部を隠すという歴史的決断 |
3 | 3 マスクは異性を誘引するか?―口唇部とコミュニケーション |
4 | 4 マスクと男らしさ―顔面装飾・形質置換、髭の進化史 |
5 | 5 乱婚から一夫一婦制への人類史―サルとヒトの性行動 |
6 | 6 性の解放と人類の動物化―社会的交換・抑圧・不倫 |
7 | 7 デファクト化するマスク―新たな共同体の感性 |