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都賀庭鐘における漢籍受容の研究 (研究叢書)

劉菲菲/著

8250円
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発売日 2021年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2610165
JAN/ISBN 9784757609846
メディア 本/雑誌
販売和泉書院
ページ数 8

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

読本という新たなジャンルを切り開いた先駆者、都賀庭鐘についての初めての研究書。江戸時代中期の読本作者・都賀庭鐘(1718~1794)は、白話小説を含む、あらゆる分野の漢籍を読みこなし、そこから得た新奇な素材を日本の歴史譚や伝説、軍記と融合させ、数々の翻案小説を著した。その斬新な発想と手法は、上田秋成や曲亭馬琴など後世の読本作者に多大な影響を与えたが、広範な和漢の文献を駆使した庭鐘の作品は、創作技法も難解で、いまだ明らかにされていない部分も多い。本書は、庭鐘の自筆読書筆記『過目抄』を最大限に活用し、庭鐘の読書の実態や学問の内実を詳細に考察、作品の典拠や生成過程、創作意図、創作方法などを解明する。

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