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亡霊論的テクスト分析入門

高木信/著

4180円
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発売日 2021年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2610390
JAN/ISBN 9784801005648
メディア 本/雑誌
販売水声社
ページ数 370

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

この支配からの逃走=闘争!物語理論、精神分析、ジェンダー批評などの枠組みも導入しながら、現代文学、歌詞、原発映画を細緻に読み解き、テクストに刻引された“亡霊論”的(=不確定的・多義的・撹乱的)な意味/認識/世界のあり方を闡明する、混沌の時代を見つめ直すためのテクスト分析入門。

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    収録内容

    1 長めの「はじめに」 亡霊論からテクストを読むとはどういうことか?
    2 “亡霊”とはなにか?―中世戦記文藝の窓から
    3 第1部 戦争をさまよう亡霊(原爆体験は混線して語られる―林京子「空缶」
    4 敗戦を“よろけ”ながら歩く―梅崎春生「桜島」
    5 戦争を“とつとつ”と歩く―梅崎春生「桜島」、山川片夫「夏の葬列」、田宮虎彦『沖縄の手記から』)
    6 第2部 教室に取り憑く亡霊(死者と語りあう―川上弘美「花野」
    7 秘密で女神を拘束する―三島由紀夫「美神」
    8 語らぬ東北の“女”を動物化する―三島由紀夫「橋づくし」
    9 教室のなかの嘘と闘う―恩田睦「骰子の七の目」)
    10 第3部 J‐POPのなかの亡霊(“話型”からテクストを読む―J‐POPで身につける読解の技法
    11 女性たちは抑圧され搾取される― J‐POPのジェンダー・バイアス)
    12 第4部 放射性物質という亡霊(原発が“不在の原因”として潜勢化する―園子温監督作品『希望の国』
    13 亡霊としての放射線物質が撹乱する―園子温監督作品『希望の国』、太田隆文監督作品『朝日のあたる家』)
    14 “亡霊”を読むとはどういうことか?―「誤解」ではなく「誤読」へ

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