本/雑誌
現代中東における宗教・メディア・ネットワ
千葉悠志/編 安田慎/編
3080円
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発売日 | 2021年02月発売 |
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商品説明
宗教の柔靱性を問う。書物、映画、ラジオ、テレビ、インターネット、SNS、そして慈善団体、国際機構、法学者集団。情報化や宗教復興の只中にある中東のイスラームを、「メディア」と「制度的ネットワーク」の視点から論じる、9章+コラム4編。
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収録内容
1 | 現代中東における宗教とレジリエンス―メディア社会への抵抗と適応 |
2 | 第1部 宗教とメディア(アラビア語による出版技術の発展とクルアーンの刊本化 |
3 | 現代イスラーム改革の思想戦略と『現代のムスリム』誌―20世紀後半のアラブ思想界の深層を読む |
4 | 白い異邦人から真正なる巡礼者へ―ヨハン・ルードヴィヒ・ブルクハルトのマッカ巡礼経験をめぐる再帰性と超越性 |
5 | 「モラル装置」化する映画―エジプト・コメディ映画に描かれる「偽物のイスラーム」 |
6 | 放送メディアとイスラーム―宗教的言説空間の拡大と変容 |
7 | 神の言葉を伝えるメディア―クルアーングッズからSNSまで) |
8 | 第2部 宗教と制度的ネットワーク(難民を救うイスラーム的NGO―イスラームに根ざす支え合いの仕組み |
9 | イスラーム協力機構―宗教で結びつく国際関係 |
10 | イスラーム金融を作る―法学者たちの静かなる革命) |