小説8050

一気読み必至のストーリーに、各界から絶賛コメント続々!

「息子や妻を本当に理解できているのか? 自分を重ねてのめり込んだ」三浦友和(俳優)
「ただただ苦しい。自分の中学時代とリンクし、記憶が蘇る。悔し涙が止まらない」大島美幸(森三中)
「強烈な写実(リアル)に心震え、希望に涙。林文学の真骨頂!」尾木直樹(尾木ママ/教育評論家)

このままでは我が子を手にかけ、自分も死ぬしかない――。

従順な妻と優秀な娘にめぐまれ、完璧な人生を送っているように見える大澤正樹には秘密がある。有名中学に合格し、医師を目指していたはずの長男の翔太が、七年間も部屋に引きこもったままなのだ。夜中に家中を徘徊する黒い影。次は、窓ガラスでなく自分が壊される――。

「引きこもり100万人時代」に必読の絶望と再生の物語。