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商品説明
言語学とマンガ学。一見、関連性が無いように見えるが、実はどちらも「視点」がキーワードとなっている。描かれたものを「どこから見ているのか」、「何が見えているのか」、マンガは、言葉だけで構成される小説よりも文字通り「一目瞭然」であるため、細やかな視点の分析が可能となる。マンガ学の理論を援用して言語分析を行う、その可能性を探るのが本書の目的である。
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収録内容
1 | 第1章 言語学とマンガ学の接点を求めて―本書の目的 |
2 | 第2章 認知言語学は視点をどう取り扱ってきたか |
3 | 第3章 マンガ学における視点論 |
4 | 第4章 マンガ学の視点論と言語学の視点論の融合 |
5 | 第5章 ルビと視点―マンガやライトノベルに見られる拡張的ルビ |
6 | 第6章 話法と視点―自由間接話法と二重の視点 |
7 | 終章 今後の視点論の展望 |
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