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〈戦後知〉を歴史化する 歴史論集 2 (岩波現代文庫 学術 433)

成田龍一/著

1782円
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発売日 2021年05月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2619077
JAN/ISBN 9784006004330
メディア 本/雑誌
販売岩波書店
ページ数 413

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

敗戦から現在に至る思考の総体を“戦後知”として把握しようとする企てに、歴史学はいかに関わりうるのか。松本清張、井上ひさし、大江健三郎らの作品から、加藤周一、山口昌男、見田宗介らの思索まで、同時代の想像力を尖鋭に表現する文学や思想の読解を通じて、歴史学を専門知の閉域から解き放つ試み。現代文庫オリジナル編集。

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    収録内容

    1 問題の入口 なぜ“戦後知”を問うのか(“戦後知”のありか
    2 「戦後七〇年」のなかの戦後日本思想)
    3 1 「戦後文学」の歴史意識―歴史学からの対峙(大佛次郎の明治維新像―半世紀後に読む『天皇の世紀』
    4 司馬遼太郎と松本清張
    5 松本清張の「大日本帝国」―文学者の想像力と歴史家の構想力
    6 「歴史と文学」)の来歴
    7 2 「戦後知識人」から「現代知識人」へ(「戦後知識人」としての加藤周一
    8 大江健三郎・方法としての「記憶」―一九六五年前後
    9 井上ひさしの「戦後」―出発点、あるいは原点への遡行
    10 「東京裁判三部作」の井上ひさし
    11 辻井喬のしごと―日中友好の井戸を掘る)
    12 3 「現代思想」への“転回”を歴史化する(山口昌男の一九七〇年前後―「歴史学的思考」への挑発
    13 見田宗介をめぐってのこと二つ、三つ
    14 山之内靖と「総力戦体制」論
    15 「日本文化」の文化論と文化史―日本研究の推移)

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