本/雑誌

美しく、狂おしく岩下志麻の女優道 (文春文庫)

880円

販売終了のため、現在ご購入出来ません。

ページ数	335

医者志望だった高校生が、徐々に女優という仕事にとり憑かれてゆく―清純な娘役から悪女、鬼女、極道の妻まで、多彩なフィルモグラフィーを持つ岩下志麻。結婚、出産、独立と時代の不文律を次々と打ち破りながら全身全霊で演じてきた、女優人生のすべてを語った濃密な一代記。文庫版の付録として特別インタビューも収録!

1	第1章誕生―女優デビューと木下恵介、小林正樹『バス通り裏』『笛吹川』『切腹』ほか
2	第2章開眼―小津安二郎と川端康成と文芸映画『秋刀魚の味』『古都』『雪国』ほか
3	第3章邂逅―篠田正浩との出会い『乾いた湖』『夕陽に赤い俺の顔』『暗殺』ほか
4	第4章覚醒―野村芳太郎と松本清張『五辨の椿』『鬼畜』『疑惑』ほか
5	第5章独立―表現社の設立『心中天網島』『無頼漢』『沈黙』ほか
6	第6章円熟―女優、妻そして母『はなれ瞽女おりん』『悪霊島』『鑓の権三』ほか
7	第7章凄味―五社英雄との三〇年『獣の剣』『鬼龍院花子の生涯』『極道の妻たち』ほか
8	第8章大河―母と子の相克『草燃える』『独眼竜政宗』『葵徳川三代』
9	第9章多彩―岡本喜八、今井正、増村保造『赤毛』『婉という女』『この子の七つのお祝いに』『魔の刻』ほか
10	第10章狂気―岩下志麻の演技論
11	岩下志麻×春日太一文庫版特別インタビュー「新しい挑戦がなければ!」