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商品説明
2010年代、第二次安倍政権下で愛国を主張する人々が台頭した。日本は右傾化したのか?1980年代から日本を見続ける外国人ジャーナリストは「否」とする。硫黄島に放置される遺骨、元零戦パイロットの言葉、天皇のペリリュー島訪問―さまざまな取材を通じて見えてきた、日本人の複雑で多層的な愛国心を活写する。
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収録内容
1 | 第1章 愛国は多層的だ |
2 | 第2章 戦前の愛国―上からの愛国は命さえも軽んじられる |
3 | 第3章 元兵士たちの愛国―ナショナリズムの拒絶と新しい表現 |
4 | 第4章 定まらない愛国―島は巨大な墓である |
5 | 第5章 戦後の転機その1―尖閣諸島問題 |
6 | 第6章 戦後の転機その2―3・11 |
7 | 第7章 天皇が示した愛国 |
8 | 第8章 沖縄の人々 |