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商品説明
2019年12月31日、カルロス・ゴーン氏は、レバノンへと逃亡したことを発表した。「私は日本の司法制度の人質ではない」と述べた彼を逃亡へと追い込んだものとは、いったい何なのか。担当弁護人であり逃亡の直前まで側にいた著者が明かす、彼の実像と苦悩。そして、今回の事件を引き起こした「人質司法」の実態について、成立の歴史と諸外国との比較を交えながら、その問題点を解説する。
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収録内容
1 | 第1章 「鏡の国」の刑事裁判 |
2 | 第2章 カルロス・ゴーンの拘禁、保釈、そして逃亡 |
3 | 第3章 「取調べ受忍義務」 |
4 | 第4章 接見禁止 |
5 | 第5章 「罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由」 |
6 | 第6章 拘禁のための手続 |
7 | 第7章 われわれはどこを目指すべきか |