本/雑誌

疫病の精神史 ユダヤ・キリスト教の穢れと救い (ちくま新書)

竹下節子/著

902円
ポイント 1% (9p)
発売日 2021年06月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2625108
JAN/ISBN 9784480074065
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 238

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

ペスト、赤痢、コレラ、スペイン風邪、新型コロナ―、古代から現代まで、人類は疫病とどのように向き合ってきたのか。律法により衛生管理を徹底し「穢れ」を排除したユダヤ教と、病者に寄り添い「魂の救い」の必要性を説いたキリスト教。二つの価値観が対立しつつ融合し、やがて西欧近代という大きな流れへと発展してゆく。聖書に描かれた病者たち、中世の聖者や王が施す治療、神なき現代社会で「健康」を消費する現代医学。疫病に翻弄される世界の歴史を描き、精神の変遷を追う。

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    収録内容

    1 はじめに―いま、宗教の役割とは何か
    2 序章 新型コロナとキリスト教
    3 第1章 疫病は聖書でどう描かれたか
    4 第2章 キリスト教と医療の伝統
    5 第3章 疫病と戦う聖人たち
    6 第4章 イエスは手を洗ったのか―「清め」と衛生観念
    7 第5章 疫病に翻弄された西洋―ペスト・赤痢・コレラ・スペイン風邪
    8 終章 医学か宗教か
    9 おわりに―思考停止に陥らないために

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