著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
今、子どもたちの間に「ある格差」が生まれている。目標に向けて自分を制御する力「実行機能」や他者を思いやる力「向社会的行動」の格差だ。これは子どもが「目の前のことを優先し今を生きる」傾向にあるか、「将来に備え未来に向かう」傾向にあるか、二極化する現実を示している。さらに、これらの能力が低いと将来的に健康や経済面で不利になり、高いと有利になるという。本書では、子どもの将来に影響を与える能力の発達に見られる格差を「発達格差」と呼び、実態および改善策を紹介する。すべての親、教育関係者必読の書。
関連記事
収録内容
1 | はじめに―子どもでみられつつある「発達格差」 |
2 | 第1部 発達格差の実態(今を生きる子ども、未来に向かう子ども |
3 | 発達格差はなぜ生まれるのか |
4 | 発達の道筋―青年期の重要性) |
5 | 第2部 未来に向かうための力(非認知能力を批判的に整理する |
6 | 実行機能の発達 |
7 | 向社会的行動の発達) |
8 | 第3部 発達格差を是正する(子どもの能力の支援 |
9 | 環境設計の支援 |
10 | これからの時代の発達格差) |