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ネット企業はなぜ免責されるのか 言論の自由と通信品位法230条 / 原タイトル:THE TWENTY-SIX WORDS THAT CREATED THE INTERNET

ジェフ・コセフ/〔著〕 小田嶋由美子/訳 長島光一/監修

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発売日 2021年06月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2628108
JAN/ISBN 9784622090069
メディア 本/雑誌
販売みすず書房
ページ数 29

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

1996年に米国で成立した通信品位法230条は、起草段階では、匿名掲示板の主に性的な品位を欠いた投稿に対して、プロバイダー企業、プラットフォーム企業による自主規制を促すための法律だった。しかし、1997年にケネス・ゼラン対アメリカ・オンライン訴訟の判決が出ると、風向きが変わる。ユーザーの「言論の自由」を侵害しないために、企業側はむしろ投稿の監視を怠っているほうが責任を問われない、という判例ができてしまったのだ。匿名の誹謗中傷、性的人身取引の窓口、テロリストの募集...。通信品位法230条は成立から20年以上にわたり、多くの被害者が生まれる場を提供している企業を守り、育ててきた。ネット社会の礎となった法の起草から転換点となった裁判、法解釈の変遷までを克明に描く歴史物語。

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    収録内容

    1 第1部 二三〇条の誕生(エレアザル・スミスの書店
    2 プロディジーの例外
    3 クリスとロンのランチ)
    4 第2部 二三〇条の興隆(ご注文はケンまで
    5 ヒムラーの孫娘とベイジョー星の少女
    6 フラワーチャイルドと一兆ドル産業
    7 アメリカ例外主義)
    8 第3部 二三〇条のほころび(無法地帯?
    9 二三〇条を突き崩せ)
    10 第4部 二三〇条の未来(サラ対ダーティー・アーミー
    11 殺せ、殺せ、殺せ
    12 モデレーションの動向
    13 例外中の例外)

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