本/雑誌
ネット企業はなぜ免責されるのか 言論の自由と通信品位法230条 / 原タイトル:THE TWENTY-SIX WORDS THAT CREATED THE INTERNET
ジェフ・コセフ/〔著〕 小田嶋由美子/訳 長島光一/監修
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発売日 | 2021年06月発売 |
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商品説明
1996年に米国で成立した通信品位法230条は、起草段階では、匿名掲示板の主に性的な品位を欠いた投稿に対して、プロバイダー企業、プラットフォーム企業による自主規制を促すための法律だった。しかし、1997年にケネス・ゼラン対アメリカ・オンライン訴訟の判決が出ると、風向きが変わる。ユーザーの「言論の自由」を侵害しないために、企業側はむしろ投稿の監視を怠っているほうが責任を問われない、という判例ができてしまったのだ。匿名の誹謗中傷、性的人身取引の窓口、テロリストの募集...。通信品位法230条は成立から20年以上にわたり、多くの被害者が生まれる場を提供している企業を守り、育ててきた。ネット社会の礎となった法の起草から転換点となった裁判、法解釈の変遷までを克明に描く歴史物語。
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収録内容
1 | 第1部 二三〇条の誕生(エレアザル・スミスの書店 |
2 | プロディジーの例外 |
3 | クリスとロンのランチ) |
4 | 第2部 二三〇条の興隆(ご注文はケンまで |
5 | ヒムラーの孫娘とベイジョー星の少女 |
6 | フラワーチャイルドと一兆ドル産業 |
7 | アメリカ例外主義) |
8 | 第3部 二三〇条のほころび(無法地帯? |
9 | 二三〇条を突き崩せ) |
10 | 第4部 二三〇条の未来(サラ対ダーティー・アーミー |
11 | 殺せ、殺せ、殺せ |
12 | モデレーションの動向 |
13 | 例外中の例外) |