本/雑誌
中国(チャイナ)ファクターの政治社会学 台湾への影響力の浸透
川上桃子/編 呉介民/編 川上桃子/監訳 津村あおい/訳
2640円
ポイント | 1% (26p) |
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発売日 | 2021年06月発売 |
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商品説明
中国は世界第二の規模となった経済力と、強大な軍事力によって、台湾に対する統一攻勢をしかけている。中国による軍事力に頼らない「台湾回収工作」は、水面下でのさまざまな経路や方法を用いて台湾を懐柔・誘導しようとするものだ。本書は、政治から経済、観光から宗教まで、日常生活のいたるところに浸透しながら、実態をとらえがたい“中国ファクター”のありようを探ると同時に、台湾社会の側からの反作用についても論じる。
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収録内容
1 | 第1章 台湾における「中国ファクター」―その作用と反作用 |
2 | 第2章 中国人観光客のポリティカルエコノミー |
3 | 第3章 台湾で「一つの中国」を演じる―中国人団体観光ツアーの政治民族誌 |
4 | 第4章 宗教を通じた統一戦線工作―媽祖信仰の両岸ネットワークの分析 |
5 | 第5章 進撃の「紅い資本」―中国企業の台湾投資ネットワーク |
6 | 第6章 「中国ファクター」と台湾の教科書論争 |
7 | 第7章 「報道の自由」における米国ファクターと中国ファクター |
8 | 解説 精緻な分析を通じた渾身の台湾回収工作の暴露 |
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