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商品説明
徳川家康と石田三成が関ヶ原で雌雄を決するころ、イギリス・ロンドンはペストの大流行に襲われていた。「ロミオとジュリエット」「ハムレット」「リア王」「マクベス」...不朽の名作がその中で生まれた。死の不安、生への妄執、一筋縄にはいかぬ人生。劇作家が見つめ、問いかけようとしたものは何か。シェイクスピアの諸作品に分け入って感得しつつ、思いはおのずとコロナ・パンデミックのいまに向かう。
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収録内容
1 | 第1章 シェイクスピアはペストをどう描いたか―プロローグに代えて |
2 | 第2章 五つの作品を読む(『ジュリアス・シーザー』 |
3 | 『マクベス』 |
4 | 『リア王』 |
5 | 『ハムレット』 |
6 | 『夏の夜の夢』) |
7 | 第3章 危機の時代―シェイクスピアの作品が現代に問うもの |