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商品説明
日本の森林は多様性、豊かさともに世界がうらやむような資源である。しかし、国はその活かし方を理解できていない。全国一律の補助金でコントロールする発想、素晴らしい伝統木造をないがしろにする制度、合理性に欠けるバイオマス発電推進、そして国民が知らぬ間に導入される新税...。これでは宝の持ち腐れが進む一方ではないだろうか。国内外に足を運び、考え続けてきた研究者だからこそ書ける切実なメッセージ。
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収録内容
1 | 第1章 日本の建築基準法には自国の伝統木造は存在しない |
2 | 第2章 自国の伝統文化は国益に直結する |
3 | 第3章 山麓の小さな製材所が持つ大きな可能性 |
4 | 第4章 誰のためのバイオマス発電か |
5 | 第5章 美しい山林から貴重な銘木が採れる列島なのに... |
6 | 第6章 森林資源の豊かさと多様性を生かせない政策 |
7 | 第7章 山中で価値ある木々が出番を待っている |
8 | 第8章 林業機械から分かること |
9 | 第9章 いつの間にか国民から徴収される新税 |
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