本/雑誌
「自由」の危機 息苦しさの正体 (集英社新書)
藤原辰史/他〔著〕 内田樹/他〔著〕 集英社新書編集部/編
1166円
ポイント | 1% (11p) |
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発売日 | 2021年06月発売 |
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商品説明
あいちトリエンナーレ2019の「表現の不自由展・その後」展示中止や日本学術会議の会員任命拒否など、「表現の自由」や「学問の自由」が制限される出来事が近年、相次ぐ。本書では、あらゆる「自由」が失われつつある中で、研究者・作家・芸術家・ジャーナリストらが理不尽な権力の介入に対して異議申し立てを行う。「政治的な発言」がタブー視され、息苦しさが蔓延するこの国で、それでも声を上げるには何が必要か?同調圧力に屈することなく、少しでも発言しやすい世の中になるようにと二六名の論者が集い、「自由」について根源的に考察。今、起きている出来事の本質を見抜く思考力を養うための論考集。
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収録内容
1 | 第1章 切り崩される学問の自由(それは何か信じられないことが起こる前触れ(藤原辰史) |
2 | 学問の自由は誰のためのものなのか(姜尚中) |
3 | 未来世代の「自由」を殺さないために(隠岐さや香) ほか) |
4 | 第2章 文化芸術の自由は誰のためにあるのか(「自由」を守るのは、対話を通して生まれるシティズンシップ(津田大介) |
5 | すべての作品には発表の自由がある(会田誠) |
6 | 音楽と自由(山田和樹) ほか) |
7 | 第3章 いま、声を上げる自由を(わたしはバックラッシュサバイバーである(上野千鶴子) |
8 | 「自由」に必要なのは、対話と応答に対する信頼(小熊英二) |
9 | 守るべきは自由(山崎雅弘) ほか) |
10 | 終章 自由を扱う技術(アメリカにおける自由と統制(内田樹)) |
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