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商品説明
ロシアにおけるドストエフスキーの文学、パリにおける絵画の爆発的開花、ドイツにおける歴史意識の展開。これらはすべて、ひとつながりのものである。19世紀の西洋で起きた精神の根本的変容を意味づけ、その普遍性を把握する果敢な試み。
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収録内容
1 | 父殺しの密かな欲望 |
2 | 墓場の生ける死者たち |
3 | 分離派の倫理と資本主義の精神 |
4 | 一者は一者ならず |
5 | 貨幣を殺す |
6 | ヘーゲルを通じてドストエフスキーを読む |
7 | この女性の裸の身体は美しいのか |
8 | 絵は何と競っているのか |
9 | なぜ何かがあるのか |
10 | 美からの逃走 |
11 | 「睡蓮」と「山」 |
12 | 注意への注意 |
13 | 存在論的に未完成な共同体 |
14 | 「Anno Domini(主の年)」から「A.D./B.C.」へ |
15 | 構造と歴史 |
16 | 国民の「起源」 |
17 | 母の欲望 |