本/雑誌
マクルーハン発言集 メディア論の想像力 / 原タイトル:UNDERSTANDING ME
マーシャル・マクルーハン/〔著〕 ステファニー・マクルーハン/編 デイヴィッド・ステインズ/編 宮澤淳一/訳
5060円
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発売日 | 2021年06月発売 |
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商品説明
1960年代から1970年代にかけて、英文学の大学教師マーシャル・マクルーハンはメディアの専門家として頭角を現し、「メディアこそがメッセージである」「ホットなメディアとクールなメディア」「グローバル・ヴィレッジ(地球村)」などのフレーズで世界を魅了した。『グーテンベルクの銀河系』『メディアの理解“メディア論”』は今日に至るまで現代の古典として読み継がれている。本書は当時の講義・講演やテレビ出演など20のテキストの集成である。壁のない教室、ユークリッド空間と触覚的世界、ともにある(ウィズ)の状況の出現、仕事から役割へ、環境の内容は芸術作品、ほとんどのニュースは偽物、即時再生とパターン認識...多種多様なトピックをめぐって演壇から放たれるマクルーハンの発言は、居心地の悪い状況を乗り越えるための知恵の総体であり、21世紀にも有効なワクチンだ。切実な希求として読解に取り組めるのは、まさにこれからなのである。
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収録内容
1 | 電子革命―新しいメディアの革命的効果について(一九五九年) |
2 | ポップカルチャーとマスカルチャー―アメリカ的展望(一九六〇年) |
3 | サイバネティクスと人間の文化(一九六四年) |
4 | 電子時代における人間の将来(一九六五年) |
5 | メディアこそがマッサージである(一九六六年) |
6 | インターネットを予見する(一九六六年) |
7 | 電子時代におけるカナダ―マーフリート記念講演会(一九六七年) |
8 | フォーダム大学における初講義(一九六七年) |
9 | オープン=マインド・サージャリー(一九六七年) |
10 | 本の未来(一九七二年) |
11 | 新しい神話形式としてのテレビ・ニュース(一九七二年) |
12 | 労働倫理の終焉(一九七二年) |
13 | 芸術は生き残りの手段(一九七三年) |
14 | 光の速度で生きる(一九七四年) |
15 | テレビの正しい使い方(一九七六年) |
16 | 討論のメディアとしてのテレビ(一九七六年) |
17 | 暴力はアイデンティティの探求(一九七七年) |
18 | 人間とメディア(一九七九年) |