本/雑誌
マックス・ヴェーバーに構造的欠陥はあるの
ハインツ・シュタイナート/著 佐々木博光/訳
4950円
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発売日 | 2021年06月発売 |
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商品説明
ヴェーバー研究の泰斗ハルトムート・レーマン氏が推薦する、刺激的なマックス・ヴェーバー批判の書。古典として君臨するマックス・ヴェーバーの「プロ倫」の実相と今日の神話化に至るまでの歴史を読み解いていく。先入観を排し、講読を通じて、論理が一貫しないなど、「プロ倫」の「設計ミス」の実相を、ドイツにおける自由主義の崩壊や産業資本主義からフォード主義への移行など、ヴェーバーの時代経験から捉える。
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収録内容
1 | 第1部 「大きな物語」と職人的な慎重さ(いかがわしい統計とビスマルク「文化闘争」の思い出 |
2 | 世紀転換期ドイツ帝国のプロテスタンティズム ほか) |
3 | 第2部 史的連関の論理(史的概念構成の問題―「理念型」は、並みの、さして理想的とは言えない類型と、どこが違うのか |
4 | 因果律と選択親和性―資本主義はどのように生まれ、どのように困難を切り抜け、いかにして必要なものを調達し、そしていかにその選択親和性を育んだのか ほか) |
5 | 第3部 学問の進歩の遮断(「トレルチュ=ヴェーバー=テーゼ」とその批判者―議論する教授たち |
6 | 経験的な研究の一〇〇年―論駁と継続 ほか) |
7 | 第4部 世紀末プロイセンの「プロテスタンティズムの倫理」(時代の概念ストック |
8 | 世紀転換期の経験 ほか) |