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商品説明
一九八〇年代初頭、多くの人が「漫才ブーム」に熱狂した。その影響のもと、私たちは何かあればボケようとし、それにツッコミを入れるようになった。笑いが、重要なコミュニケーション・ツールとなったのである。そこにおいてシンボル的な存在となったのが、タモリ、たけし、さんまの「お笑いビッグ3」だった。先鋭的な笑いを追求して九〇年代に台頭したダウンタウン、M‐1グランプリから生まれた新潮流、そして二〇一〇年代に入って頭角を現した「お笑い第7世代」...。今なお中心的存在であり続ける「ビッグ3」を軸に、日本社会の「笑い」の変容と現在地を鋭く描き出す!
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収録内容
1 | 序章 笑いは世界の中心に―なぜいま、タモリ、たけし、さんまなのか? |
2 | 第1章 「お笑いビッグ3」、それぞれの軌跡―80年代まで |
3 | 第2章 「お笑いビッグ3」とダウンタウンの台頭 |
4 | 第3章 『M‐1グランプリ』と「お笑いビッグ3」 |
5 | 第4章 笑いの新たな潮流 |
6 | 最終章 「笑う社会」の行方―「お笑いビッグ3」が残したもの |