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商品説明
報道が情報を搾取する社会であなたは「真実」にたどり着けるか。高度な情報網が発展した現在、「数」としての情報には困らない人がほとんどだろうが、その一方で情報の「質」は、玉石混交になっている。SNSを中心にヘイトや思想による分断が顕著に見られ、日本に限らず、世界的にマスメディアの偏向報道や真実とは対照的なニュースも見られるようになった。国内では根強い政治不信が、その問題に拍車をかけている。私たちは情報をどのように選び、取り入れることで、真実にたどり着けるのか?新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、ネットのすべてのメディアを経験したジャーナリスト、酒井綱一郎氏が切り込む。
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収録内容
1 | 01 その言葉に気をつけろ―耳当たりの良い言葉の裏側に隠された意図を探り当てる |
2 | 02 世界見て我が振り直せ―世界の情勢を知ることで日本の現在地を理解できる |
3 | 03 縁遠い海外ニュースを「自分事」にする―グローバル化した世界では遠い海外の問題が“私”とつながる |
4 | 04 為政者の思惑でニュースが動く―時の権力者は巧みな方法で国民の視線を問題から逸らす |
5 | 05 「原典」にあたれば真相が見えてくる―表面的な報道が情報を搾取する加工されていない事実が新たな視点を生む |
6 | 06 数字を疑い、数字に頼る―科学的なエビデンスも恣意的に扱われれば真実を覆う |
7 | 07 割り切れないニュースは徹底的に対峙する―報道の熱が冷めたあともニュースは動く 急いで結論を出さなくてもいい |