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漸近的安全性による重力の量子論へのアプローチ

太田信義/著

4950円
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発売日 2021年07月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2638722
JAN/ISBN 9784621306321
メディア 本/雑誌
販売丸善出版
ページ数 212

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

アインシュタインの一般相対性理論によって、宇宙における古典的な物理現象は概ね計算で説明がつく。しかし宇宙初期のビッグバン特異性を理解するには、量子力学が必要である。もしこの2つの理論を統合することができれば、重力の量子論(量子重力理論)は完成するのだが、未だ課題が残る。これまで多くの研究者がその課題に挑み、超弦理論やループ重力理論などいくつもの理論が提唱されてきた。本書では、別の方法の一つとして注目が集まる「漸近的安全性」(Asymptotic Safety)の概念を用いて重力の量子論にアプローチする。

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    収録内容

    1 第1章 はじめに
    2 第2章 経路積分と有効作用
    3 第3章 摂動論による重力理論のくりこみ可能性
    4 第4章 汎関数くりこみ群方程式と量子論
    5 第5章 汎関数くりこみ群方程式による重力の量子論
    6 第6章 f(R)重力
    7 第7章 計量のパラメトリゼーションとゲージ依存性
    8 第8章 任意次元における一般背景時空上の高階微分理論
    9 第9章 物質場と結合した重力理論
    10 第10章 物理的応用
    11 付録

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