本/雑誌
「昭和」を生きた台湾青年 日本に亡命した台湾独立運動者の回想1924-1949 (草思社文庫)
王育徳/著 近藤明理(王明理)/編集協力
990円
ポイント | 1% (9p) |
---|---|
発売日 | 2021年08月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
台湾が日本統治下にあった1924年、台南の裕福な商家に生まれた著者が、少年~青年期の成長の軌跡と重ねながら、近代化途上にあった台湾社会の諸相を活写した貴重な記録文学。封建制が色濃く残る生家への反発、熱誠溢れる日本人教師との交流、戦後台湾へやってきた中国国民党政府への違和感―日本統治時代と戦後の混乱期をいきいきとした筆致で回想する。やがて青年は、軍事独裁を敷く国民党政府に兄を殺されたのち日本へ亡命し、学業を再開。台湾語研究の第一人者となり、また台湾民主化を求める「台湾独立運動の父」となった。台湾と日本を愛し、波乱万丈の人生を駆け抜けた志士の青春録。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 大家族 |
2 | 第2章 子供時代 |
3 | 第3章 末廣公学校 |
4 | 第4章 台南一中 |
5 | 第5章 台北高等学校 |
6 | 第6章 東京帝国大学 |
7 | 第7章 終戦 |
8 | 第8章 国民党 |
9 | 第9章 二二八事件 |