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語られ続ける一休像

飯島孝良/著

6380円
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発売日 2021年07月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2642510
JAN/ISBN 9784831515940
メディア 本/雑誌
販売ぺりかん社
ページ数 382

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

室町時代を生きた一休宗純(1394‐1481)の実証研究とその没後に生まれた一休“像”の変遷とをつなぎ、戦後日本における禅文化の追究へ―前田利鎌・芳賀幸四郎・市川白弦・柳田聖山ら「禅」を修めた代表的知識人が、一休を語ろうとしながら、語る側からみた像が提示されてきたその変遷を、戦後思想史の一断面として捉え、“語り”のイメージリーディングの新たな地平を探る。

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    収録内容

    1 序論 一休の“像”は如何に形成されてきたか―室町期から戦後日本へ
    2 第1章 一休像の近代的「発見」―前田利鎌の「禅」を手がかりに
    3 第2章 戦後日本における中世禅文化論と一休の像―芳賀幸四郎を中心に
    4 第3章 市川白弦の一休像―「即」の論理の批判的継承として
    5 第4章 二十世紀の「禅学」と一休像―柳田聖山の視座を再考する
    6 補論 「瞎驢辺滅却」をめぐって―一休と臨済禅への研究覚書
    7 終章 禅門と俗世と一休の像―論のむすびとひらき

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