本/雑誌

武漢病毒(ウイルス)襲来

廖亦武/著 福島香織/訳

2035円
ポイント 1% (20p)
発売日 2021年08月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

追跡可能メール便利用不可商品です

仕様

商品番号NEOBK-2643790
JAN/ISBN 9784163914145
メディア 本/雑誌
販売文藝春秋
ページ数 317

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

二〇二〇年一月、新型コロナウイルスの感染爆発を受け、中国政府は武漢市封鎖令を発出した。歴史学者・艾丁がドイツから帰国したのはその日のことだった。彼の妻と娘は武漢にいる―すべての交通手段が遮断された病毒の街に。強制隔離で足止めされた艾丁のもとに、妻や友人からコロナ禍の中国の悲惨な声が届く。次々に死を遂げる民衆。死体を詰め込んだトラック。病者と死者が群れをなす病院と火葬場。ウイルス発生源をめぐる内部告発は当局によって消され、告発者も姿を消す。武漢にはウイルス研究所があった。そこは蝙蝠のウイルスを研究していた。研究所内部から発された警告も闇に葬られた...オートバイで、舟で、あるいは辺境の村を抜けて、武漢へ向かう艾丁。彼を待つ底知れぬ闇とは?天安門事件を批判して投獄され、ドイツに亡命した文学者が、中国政府による“コロナウイルス制圧”の物語を告発し、コロナ禍の中国の「真実」を叩きつける長編小説。

関連記事

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品