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商品説明
災害、感染症、格差...いま各所で「分断」が叫ばれる。だが歴史を遡ると、敗戦直後には国が分割される恐れが実際にあり、分断統治や架空戦記を描いた小説・マンガが人気を博してきた。欧米ではこうした「歴史のif=反実仮想」の歴史学は重要な研究として認知されてきたが、本書は国内の研究では数少ない試みである。さらに震災等による列島分断を描いた未来小説も検証。最悪のシナリオを描いた作品群から、危機克服のヒントを学ぶ。
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収録内容
1 | 序章 「仮想戦後」を考える |
2 | 第1章 終戦―日本のターニングポイント |
3 | 第2章 東西冷戦下の仮想地図 |
4 | 第3章 ポスト冷戦期の「分断後論」 |
5 | 第4章 共産化する「仮想未来」 |
6 | 第5章 独立国家論 |
7 | 終章 「分断」を抱きしめて |