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商品説明
資本主義と経済成長は封建社会を打破し、自由で民主的な社会を生み出して繁栄をもたらした。社会主義の正体は、資本主義以前の閉鎖的な社会に戻ろうとする反動思想である。バラ色の未来を約束した20世紀の共産主義は、多くの犠牲者を生みながら負の遺産だけを残して崩壊した。現在流行の「脱成長コミュニズム」は、環境保護や心の豊かさを名目に、破綻したマルクスの構想を甦らせようとするものに他ならない。歴史を顧みれば、資本主義と経済成長こそ、マイノリティーにも環境にも優しい社会を生み出してきた。不寛容を生み、環境を破壊する共産主義の正体を暴く。
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収録内容
1 | 序章 脱成長というおとぎ話 |
2 | 第1章 経済成長の奇跡 |
3 | 第2章 前近代の閉じた社会の道徳 |
4 | 第3章 なぜ資本主義は自由と豊かさをもたらすのか |
5 | 第4章 社会主義は反動思想 |
6 | 第5章 資本主義の完全勝利に終わった20世紀の体制間競争 |
7 | 第6章 理想社会建設の末路としてのソ連 |
8 | 第7章 新しい隷従への道―『人新世の「資本論」』批判 |