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商品説明
神田川祭の中をながれけり 湯豆腐やいのちのはてのうすあかり。若くして小説家・劇作家として大成した久保田万太郎は、十代で始めた句作を生涯続けた文人俳句の名手でもあった。本書は万太郎に師事し、後に万太郎が主宰した「春燈」を継承した俳人が、回想と交友、句作法を綴った名著であり、優れた万太郎俳句入門でもある。俳人協会評論賞受賞。
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収録内容
1 | 第1章 人生流寓(総論篇)(俳人 久保田万太郎 |
2 | 久保田万太郎俳句の特徴 |
3 | 万太郎俳句序論) |
4 | 第2章 影あってこその形(各論篇)(久保田万太郎俳句管見 |
5 | 久保田万太郎の私俳句 |
6 | 万太郎俳句と季語 |
7 | 俳諧苦―万太郎俳句の即興性と推敲 |
8 | 万太郎俳句の構造1―切字について ほか) |