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商品説明
中流階級の縮小、貧富の二極化など、現代の資本主義が抱える課題は、50年前からその萌芽があった。高度成長の時代からすでに迷走がはじまっていた経済社会の軌跡を、日米を比較しながらたどり、混迷な時代である現代に、未来への道しるべを浮き上がらせる。
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収録内容
1 | 1970年代からの50年を振り返る |
2 | 第1部 豊かさの終焉(挑戦を受ける資本主義文明―70年代の警鐘を回顧する |
3 | しぼむアメリカン・ドリームとミドル・クラス―沈黙の不況の中の20年間のアメリカ |
4 | アメリカ経済社会の中でのリスク・シフト―70年代に始まった不確かさ |
5 | 日米工業資本主義の変質―70年代から80年代の脱工業化と国際化 |
6 | 日本の「失われた年代」とアメリカの「ニュー・エコノミー」―90年代から2000年代のバブル崩壊と金融危機) |
7 | 第2部 不確実性の中の経済社会の危機(アメリカにおける経済の金融化への歩み―グラス・スティーガル法が消え金融危機へ |
8 | 住宅バブルとリーマン・ショック―アメリカン・ドリームを盗んだサブプライム・ローン |
9 | リーマン・ショックはどのように収束したか―ウォール・ストリートは救われメーン・ストリートは見放された |
10 | 失われる「良い職」と縮小するミドル・クラス―技術進歩とグローバリゼーション |
11 | 新型コロナウイルス・ショックとアメリカ大統領選挙―大きく変わったリーマン・ショック後の世界) |
12 | 資本主義と民主主義の再生への道 |