本/雑誌
多様な子どもの近代 (青弓社ライブラリー)
元森絵里子/著 高橋靖幸/著 土屋敦/著 貞包英之/著
1760円
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発売日 | 2021年08月発売 |
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商品説明
フィリップ・アリエス『“子供”の誕生』は、子どもを保護し教育すべきと見なす感覚が歴史的なものだと明らかにした。戦前期日本の年少者の生とそれを取り巻く言説や制度を掘り起こし、「誕生」という単純な図式では捉えられない多様な子どもの近代に光を当てる。
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収録内容
1 | はじめに―二〇二〇年代初頭の光景から |
2 | 序章 子ども観の近代性と多様性への視角―「誕生」図式を問い直す |
3 | 第1章 「稼ぐ子ども」をめぐるポリティクス―児童保護をめぐる多様な論理 |
4 | 第2章 貰い子たちのゆくえ―昭和戦前期の児童虐待問題にみる子どもの保護の接合と分散 |
5 | 第3章 孤児、棄児・浮浪児の保護にみる「家庭」/「教育」―戦前期の東京市養育院での里親委託の軌跡から |
6 | 第4章 消費する年少者と家族の戦略―「活動写真」から「映画」へ |
7 | 終章 多様性としての近代から現代へ |