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ティーク文学とアインザームカイト (静けさ、安らぎ、喜び、そして自然)

山縣光晶/著

2200円
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発売日 2021年08月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2653958
JAN/ISBN 9784862659224
メディア 本/雑誌
販売鳥影社
ページ数 371

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

ドイツロマン主義文学の代表的文豪であるルートヴィヒ・ティーク。本書は、ティークの作品を通じてアインザームカイトのもつ多様で重層的な意味合いを探求する。

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    収録内容

    1 研究の枠組み、方法
    2 アインザームカイト観の史的変遷
    3 ティークのアインザームカイトのモティーフに関する先考研究史
    4 ティークの青年期のアインザームカイト体験
    5 ティークの作品群におけるアインザームカイトのモティーフの諸相
    6 信ずるものが失われた不安のアインザームカイト、隠者とアインザームカイト―『アブダラ』におけるアインザームカイトのモティーフ
    7 ヴァルトアインザームカイト:信頼と疑念、無垢と悟性―『金髪のエックベルト』におけるアインザームカイトのモティーフ
    8 「私」の探求とアインザームカイト―『フランツ・シュテルンバルトの遍歴』と『ルーネンベルク』におけるアインザームカイトのモティーフ
    9 仮面と生―『山の老人』における「彼のアインザームカイト」
    10 夫婦愛に示される生に不可欠なアインザームカイト:夫婦愛とアインザームカイト―『生の余剰』におけるアインザームカイトのモティーフ
    11 手の届かないヴァルトアインザームカイトあるいは失われた楽園―ノヴェレ『ヴァルトアインザームカイト』におけるアインザームカイトのモティーフ
    12 アインザームカイトと日本語の「孤独」―ティークの作品におけるアインザームカイトを巡る補足的考察
    13 アインザームカイトのモティーフとイロニー―アインザームカイトのモティーフについての文芸論的考察
    14 日常語としてのアインザームカイトから詩的表象としてのアインザームカイトへ
    15 ティークのイロニー観
    16 ヴァルトアインザームカイト―ティークのイロニーの極致
    17 変容するアインザームカイトのモティーフ、一貫して流れるアインザームカイトのモティーフ
    18 結語
    19 あとがき

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