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商品説明
妻を持たず、家も持たず、孤高の俳諧人生を全うした東洋城の生涯。その厳しさから多くの門弟が離れていった反面、一部の人たちからは殿様気質が愛された。高い身分の家に生まれ、皇族の間近で仕事をしながらも、夢中になって作り続けた俳句とは如何なるものか?答えて曰く「渋柿の如きものにては候へど」
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収録内容
1 | 少年期(各地での経験が育んだ豊かな感性)(祖父は大名で、江戸育ちの芝居好き |
2 | 明治維新後の藩主と家来たち ほか) |
3 | 青年期(俳句に染まり、文学者たちと交流)(子規庵に通い続け、俳句漬けの生活に |
4 | 子規亡きあとの虚子と碧梧桐の苦闘 ほか) |
5 | 壮年期(罹災、離反...激動の時代)(東洋城と豊隆と寅彦 |
6 | 連句にはまった寅彦、小宮を“破門” ほか) |
7 | 老年期(人生の終焉と、亡き後)(山男の東洋城、山籠もりから脱出する |
8 | 伊予の山里で「一畳庵」を結ぶ ほか) |