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商品説明
なぜ現代に野生が必要なのか。『森の生活』の隠遁者ヘンリー・ソローが追究した「野生」の思想とは何か。アメリカ文学における野生の想像力の水脈をたどり、環境活動家ジョン・ミューア、現代詩人ゲーリー・スナイダーに与えた影響を考察する。第12回九州大学出版会・学術図書刊行助成対象作。
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収録内容
1 | 第1章 野生の系譜学 |
2 | 第2章 野生児の帝国―「ウォーキング」再読 |
3 | 第3章 背後の自然―『ウォールデン』 |
4 | 第4章 詩人としての先住民―『コンコード川とメリマック川の一週間』 |
5 | 第5章 神話の森へ―『メインの森』 |
6 | 第6章 牧神の死 |
7 | 第7章 ウィルダネスという聖地―ジョン・ミューア |
8 | 第8章 熊と結婚した女―ゲーリー・スナイダー |
9 | 最終章 野生の文化論―「インディアン・ノートブックス」 |