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商品説明
戦国の気風残る江戸初期、重罪人は火あぶり、牛裂、釜煮などの酷刑に処され、時に罪人の家族までもが処刑された。人命軽視の時代である。時を経て江戸中期、将軍吉宗により刑の緩和化、法令集の編纂など、刑罰改革が断行される。そして明治維新以降、獄門・打首などの伝統的極刑が廃止され、近代刑法の時代を迎え、不衛生だった牢環境の整備も進む。―江戸時代から明治十年代までの罪と罰、牢獄の実態を、古資料から照らし出す。
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収録内容
1 | 第1部 残酷時代―人命の軽さと過酷な刑(人斬りと追腹 |
2 | 辻斬り ほか) |
3 | 第2部 将軍吉宗の改革(武士は優しくあれ |
4 | 『御仕置裁許帳』と『公事方御定書』 ほか) |
5 | 第3部 冤罪(冤罪はつくられる |
6 | 小さな事件 ほか) |
7 | 第4部 地獄の慈悲―小伝馬町牢屋敷(牢獄の世界 |
8 | 囚人、渡辺崋山と吉田松陰 ほか) |