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商品説明
クライシスと分断のなかで、他者との連帯と協調はいかにして可能か?私たちをばらばらに切り離し、再生不可能と思えるほどの孤立をもたらしつつあるコロナ禍。その絶望的な危機を抜ける、希望の隘路はどこにあるのか―「還相の言葉」を手がかりに、時代閉塞の現状に全力で応える評論集。
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収録内容
1 | 1 吉本隆明・親鸞・西行・ヴェイユ(死を普遍的に歌うということ―吉本隆明と立原道造 |
2 | なぜ「極悪人」に「救い」があるのか―吉本隆明『最後の親鸞』を読みながら |
3 | 「還って来た者」の言葉―吉本隆明『最後の親鸞』 ほか) |
4 | 2 加藤典洋・村上春樹(「ただの戦争放棄」と「特別な戦争放棄」―加藤典洋の戦後観と『9条入門』 |
5 | 内面の表象から欲望の肯定へ―加藤典洋の村上春樹評価をめぐって |
6 | 村上春樹の物語の後に ほか) |
7 | 3 大澤真幸・ジジェク・アガンベン・カツェネルソン(コロナ禍のなかでいかに生きるか |
8 | 負け損をする人々への配慮) |