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商品説明
日本メディアはなぜ政府の“広報係”にすぎないのか?一般的にメディアは、権力の監視役だといわれる。しかし、日本では権力の一部に組み込まれている。官僚機構に網目のように張り巡らされた記者クラブ中心の報道は、権力側のプレスリリースを垂れ流すだけの存在となっている。メディアと権力の癒着を示す様々な事件をもとに、その正体を暴く。
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収録内容
1 | 市民目線を欠く日本の報道 |
2 | 「公益にかなう報道」とは何か |
3 | 「リーク依存型取材」の罪 |
4 | 無意味な特ダネ競争 |
5 | 内部告発冬の時代 |
6 | 番犬ジャーナリズムの重要性 |
7 | 蔓延する推定有罪報道 |
8 | 権力を守る匿名報道 |
9 | 顔の見えない捜査官・裁判官 |
10 | 抗議デモと権力取材 |
11 | 官報複合体支える記者クラブ |
12 | オフレコ記者懇談の罠 |
13 | 消費者の守護神 |
14 | 肉体労働者から知的労働者へ |
15 | 1面トップ記事の条件 |
16 | ピュリツァーへの回帰 |
17 | エピローグ 私が日経新聞を辞めた理由 |