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商品説明
寛文6(1666)年4月、芭蕉23歳。人生をかけた旅が始まる。故郷・伊賀上野から出た芭蕉は江戸で自らの俳諧を確立。そして「野ざらし紀行」「笈の小文」「更科紀行」の旅へ。23歳から45歳までの芭蕉の吟行をなぞり、芭蕉と同じ土地で句を詠み続けた俳人・小澤實のライフワーク『芭蕉の風景』。句集未収録の約200句を収録。
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収録内容
1 | 第1章 伊賀上野から江戸へ(京は九万九千くんじゆの花見哉 |
2 | うち山や外様しらずの花盛 ほか) |
3 | 第2章 野ざらし紀行(霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き |
4 | 猿を聞人捨子に秋の風いかに ほか) |
5 | 第3章 笈の小文(星崎の闇を見よとや啼千鳥 |
6 | 寒けれど二人寝る夜ぞ頼もしき ほか) |
7 | 第4章 更科紀行(木曾のとち浮世の人のみやげ哉 |
8 | 俤や姨ひとりなく月の友 ほか) |