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商品説明
この地球上に生きて存在していることの意味、自然環境と社会環境の只中に内在していることの意味、あるいは、人と自然が互いに存在を認め合う関係が指し示す意味、歴史知のオントロギーを問う。
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収録内容
1 | 先史社会を現代人はどう見たか―トインビー・ヤスパース・フレイザー |
2 | 先史文化を現代人はどう見たか―デュルケム・マリノフスキー・ラドクリフ=ブラウン |
3 | リグ・ヴェーダの歴史知的討究―プレ・インダスの提唱 |
4 | 身体内共生儀礼としての食人習俗 |
5 | カラル遺跡(ペルー)十字形像の先史性 |
6 | シンボルによる価値転倒―十字形像を事例に |
7 | キリスト教神話のドラマトゥルギー―グノーシス的解釈とフェティシズム的解釈 |
8 | “父が子を生む(マタイ福音書)”表現の歴史知的考察 |
9 | ゲシュレヒターポリス(氏族遺制都市)とアヴンクラート(母方オジ権) |
10 | 汎神論と物神論―ブルーノ・スピノザ・フォイエルバッハ |
11 | 感性文化と美の文化―バウムガルテン・ヘーゲル・フレイザー |
12 | 未然形の純粋経験と連用形の歴史知―西田幾多郎小論 |
13 | 先史と文明を仲介する前方後円墳の儀礼文化 |
14 | 母系制と姫彦制の関係―高群逸枝『母系制の研究』を鑑みて |
15 | 安藤昌益の自然観と社会観―災害と飢饉の江戸中後期を現在として生きつつ |
16 | 陶淵明の「心在」は「死してなお自然とともにある」を意味する |
17 | 思想としての二・二六昭和維新―三島由紀夫『憂国』をまじえて |