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商品説明
クッツェー作品を俯瞰する、日本初のクッツェー論。ノーベル文学賞作家J・M・クッツェーの翻訳を80年代から手がけてきた著者が、作品の奥深くに埋め込まれた「真実」を解き明かし、作家の実像に迫るエッセイ集。巻末に年譜・全著作リストを収録。
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収録内容
1 | 第1章 南アフリカの作家、J.M.クッツェーと出会う(ショッキングピンクの砂時計 |
2 | クツィアでもクッツィーでもなく ほか) |
3 | 第2章 自伝、フィクション、真実(自伝、物語ること―『少年時代』『青年時代』『サマータイム』) |
4 | 第3章 世界のなかのJ・M・クッツェー(驚異の自己改造プロジェクト―『ダスクランズ』 |
5 | 発禁をまぬがれた小説―検閲制度と『その国の奥で』 ほか) |
6 | 第4章 北と南のパラダイム(「鯨」がいない―『三つの物語』『遅い男』『厄年日記』 |
7 | よみがえるエリザベス―カレンとコステロ ほか) |
8 | 第5章 ジョン・クッツェーとの時間(少年の本棚―詩と写真と哲学と |
9 | ヘンドリック・ヴィットボーイの日記 ほか) |