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商品説明
最近、日本全国で急速な広がりを見せつつある幼児教育のムーブメントがある。自然のなかで子どもたちを自由に遊ばせながら育てる幼児教育・保育活動、通称「森のようちえん」だ。森のようちえんでは、子どもたちの「自己肯定感」や「身体感覚」、そして近年話題の「非認知能力」がぐんぐんと育つ。さらに、森のようちえんには、日本の教育の常識、さらには日本の社会構造を変えてしまう可能性があると著者は言う。その教育の真髄は一体どこにあるのか。そして、森のようちえんの教育実践から、我々はいかなる子育てのヒントを得られるのか...。いま最も注目すべき幼児教育活動の全貌を、丹念な取材をもとに描き出す。子育てや教育に関わるすべてのひとにとって必読の一冊!
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収録内容
1 | 第1章 「おもちゃ」なんていらない―ヨーロッパの「森の幼稚園」との違い(大人の顔色なんて気にしない |
2 | 保護者のこだわりを形にしていった ほか) |
3 | 第2章 「おとな」は見てるだけ!?―モンテッソーリやシュタイナーとの共通点(早期英才教育に舵を切った園を飛び出した |
4 | 静かな空間づくりはシュタイナー教育に似ている ほか) |
5 | 第3章 「せいちょう」を焦らない―非認知能力を引き出す自然のマジック(幼児教育が受験競争に巻き込まれた |
6 | 森のようちえんは昔、絶海の孤島だった ほか) |
7 | 第4章 「きょうしつ」って何?―森を揺るがす幼児教育・保育無償化制度(どしゃぶりだってかまわない |
8 | 森のようちえん旋風を起こした伝説の園 ほか) |
9 | 第5章 「しぜん」は子どもの中に―都市部でもできる森のようちえん(あえて都市部で開園する意味は何か? |
10 | 森のようちえん初心者あるある ほか) |