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商品説明
「年をとったおまえを見たかった。見られないとわかると残念だな」作家夫婦は病と死に向きあい、どのように過ごしたのか。残された著者は過去の記憶の不意うちに苦しみ、その後を生き抜く。心の底から生きることを励ます喪失エッセイ52編。
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収録内容
1 | 梟が鳴く |
2 | 百年も千年も |
3 | 猫たち |
4 | 音楽 |
5 | 哀しみがたまる場所 |
6 | 作家が二人 |
7 | 不思議なこと |
8 | 夜の爪切り |
9 | 光と化して |
10 | 降り積もる記憶 |
11 | 最後の晩餐 |
12 | 猫のしっぽ |
13 | 生命あるものたち |
14 | 喪うということ |
15 | あの日のカップラーメン |
16 | 金木犀 |
17 | それぞれの哀しみ |
18 | Without You |
19 | 先人たち |
20 | 亡き人の書斎 |
21 | 蜜のような記憶 |
22 | 三島と太宰 |
23 | 夢のお告げ |
24 | 喪失という名の皮膜 |
25 | 春風 |
26 | バーチャルな死、現実の死 |
27 | 受難と情熱 |
28 | 雪女 |
29 | 愛情表現 |
30 | 母の手、私の手 |
31 | 繭にこもる |
32 | 祈り |
33 | お別れ会 |
34 | 折々のママゴト |
35 | シャルル・アズナブール |
36 | 抱きしめ、抱きしめられたい |
37 | 悔やむ |
38 | 桜の咲くころまで |
39 | 愛さずにはいられない |
40 | 思春期は続く |
41 | 動物病院にて |
42 | 墓場まで |
43 | 内線電話 |
44 | もういいよ |
45 | 残された時間 |
46 | 静かな死顔 |
47 | バード・セメタリー |
48 | つながらない時間 |
49 | 神にすがる |
50 | かたわれ |
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