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商品説明
貴族の趣味として球団に出資したセネタースの有馬頼寧。新聞の宣伝材料のために選手を利用した巨人軍の正力松太郎。球団経営をビジネスとしてとらえた阪急電鉄の小林一三。くしくも三人の球団オーナーたちは、日米開戦という日本の命運を賭した決定に関与することになる。有馬は大政翼賛会の事務総長、正力は総務、小林は第二次近衛内閣の商工大臣になったのだ。戦争が始まると、選手たちも次々と召集され、戦地へと向かっていった。三人は、それをどんな思いで見ていたのか...。開戦から80年目に明らかになる野球と戦争の真実。
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収録内容
1 | 1章 内閣誕生 |
2 | 2章 日中戦争 |
3 | 3章 兵力増強 |
4 | 4章 新体制運動 |
5 | 5章 日米開戦 |
6 | 終章 戦犯容疑 |
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