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商品説明
20世紀初頭のアメリカでは、スペイン風邪の世界的流行(パンデミック)と第一次世界大戦が相まって、大リーグのどのチームも選手不足に悩まされていた。「投手力こそが戦いの基盤」と考えるレッドソックスのエド・バーロー監督は、だからこそ、途轍もない打棒を振るうベーブ・ルースという若者を打者には転向させず、マウンドに上げ続けることにこだわった。これが、本格的な二刀流起用の原点である。100年の時を経て、大谷が真の二刀流を体現した今、我々は改めてベーブ・ルースという選手について学ぶべきだ。
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収録内容
1 | 二刀流への道 |
2 | ボルティモアから |
3 | 1914年のキャンプから |
4 | 打撃に専念したいが... |
5 | 1918年 二刀流での成功 |
6 | 戦争と二度目のパンデミック |
7 | 動乱の時代に向かって |
8 | 「ブラックソックス・スキャンダル」 |
9 | ヒーローの交代 タイ・カッブとベーブ |
10 | ベーブ、ヤンキースへ売られる |
11 | コミッショナーとの確執、少年たちへの思い |
12 | ベーブの影響の大きさ |
13 | 遠征に、巡業に |
14 | すべてはパンデミックから |